おめでとう野茂!

日米通算200勝達成!


「ドクターK」の異名を持つ米大リーグ・デビルレイズ野茂英雄投手が、15日(日本時間16日)、日米通算200勝を達成した。

 「トルネード(竜巻)投法」をひっさげ、日本人初のメジャー新人王に輝いてから11年目。今季はマイナー契約からスタートした孤高のエースの偉業に、日本の野球ファンや関係者は温かい拍手を送った。

 勝利が決まってから5分後、ベンチ裏から姿を見せた野茂投手は、スタンドからわき起こった歓声に、笑顔を見せた。

 「本当はね、もう少し早く出来れば、良かったのですけどね……」

 あと1勝に迫った5月26日から4度目の挑戦で手にした大記録に、野茂投手はほっとした表情で、「チームに理解してくれる人もいたし、ファンが応援してくれた」と、右手を挙げて声援に応えた。

 観客席には、地元フロリダ州タンパの野茂ファンが何人も集まった。ベンチ上の席で声をからして応援していた会社員、大磯敏雄さん(43)は「タンパには日本のコミュニティーもあるが、野茂が今シーズン入団してから、交流が活発になった。我々を支える存在となってくれていることに感謝している」と感激した面持ち。

 米国人の会社員ボブ・グレンバーガーさん(65)も「野茂はユニークなフォームで黙々と投げる男という印象を持っている。人と違うフォームを貫くというのは勇気のいることだ。だから米国人の自分も尊敬できる。ここで大記録を達成してくれたことを感謝している」と語った。

すごいね。
本当に体が丈夫でいらっしゃる。次は100まで生きてくれ!野茂!