「サル世界のセザンヌ」の絵が高額で落札(!?)

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【ロンドン20日】ロンドンの美術品競売商ボナムズで20日チンパンジーが描いた抽象絵画3点が予想価格の何倍もの1万4400ポンド(約290万円)で落札された。「コンゴ」という名前のチンパンジーの作品で、フランス印象派ルノワール、米ポップアーティストのアンディ・ウォーホルなどの作品とともに競売に出品された。
 近現代絵画の大ファンだという米国人ハワード・ホン氏が落札した。事前の落札予想価格は600−800ポンド(約12万−16万円)だったので、約20倍で売れたことになる。ボナムズの近現代芸術専門家は、チンパンジーの絵が競売にかけられたのは恐らく史上初めてだと語った。
 「コンゴ」は著名な人類学者デズモンド・モリス氏の誘導の下に400点以上の絵を描き、「サル世界のセザンヌ」の異名を取っていた。モリス氏は、チンパンジーには芸術感覚があるとの理論を提唱し、50年代に「コンゴ」の作品展を開いていた。
 ピカソは自分のアトリエに「コンゴ」の絵1枚を懸けていたといわれる。ピカソは「コンゴ」の絵を「抽象的表現主義派」と見なしていたという。

って結構良い色使いだよなぁ。
僕は絵心はあまりないから、サルが相手でも関心するよ。まじで。