それでCD売れるのか

なんでも最近の音楽配信流行への対抗策とか。


30−40代から上の世代には懐かしい、LPサイズの紙ジャケットにCDを入れた「でかジャケCD」というシリーズ商品が登場する。CDサイズの“ミニ紙ジャケ”商品はこれまでも各社から発売されており、年配の音楽ファンを中心に好評を得ているが、LPサイズは業界初。実はこれ、猛普及が予想されるインターネット音楽配信への対抗策というのだ。

 「『iPod』を発売しているアップルコンピュータが、今年8月上旬にも日本で音楽配信事業を始めると言われています。そうなると、CDやDVDなどのパッケージ商品を買う人が減ることが予想されます」(レコード業界関係者)

 その対抗策のひとつとしてユニバーサルミュージックが仕掛けるのが今回の商品。「ザ・フー」など往年の人気バンドからラップ・スター「エミネム」までの30タイトルを「でかジャケ」にして21日から発売する。価格は2300円で、通常のCD価格と変わらない。

 「当社は、往年の洋楽人気バンドの楽曲を多く持っています。その魅力を年配ファンだけでなく(ネット世代の)若者にも伝えるにはジャケット自体をコレクションしてもらうのがいいと考えました。いずれも個性的なデザインで、部屋の置物にもできそうな商品です」(同社・原田実氏)

 たとえば、クリームの「カラフル・クリーム」はサイケ調の極彩色、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのアルバムはアンディー・ウォーホルが描いたバナナの絵で、いずれも発売当時に話題になったものだ。しかも、「今年はレコードジャケットをTシャツにプリントするファッションがはやっている」(音楽評論家の東郷かおる子氏)という話もある。実際、前述のバナナの絵は、お笑いタレントのふかわりょう(30)が、テレビCMで着ているTシャツにも使われている
夕刊フジ

確かにLPジャケは飾るにもいいサイズですが、それだけで売れるとは思えん。
聴きたい音楽があればお金は払うよ。