ジョー・ストラマーはこう言った。

elekingogo2005-01-29



何日か前にパンクのレコードを2枚ほど掲げていたけれど、メジャーなパンクバンドの中で僕も(っていうか当時その手が好きな人が見れば誰でもか?)演奏スタイルを見ていて「まねしてぇ!」と思ったバンド「クラッシュ」です。
ちなみに写真は「コスト・オブ・リヴィングEP」です。「アイ・フォート・ザ・ロウ」や「キャピタル・レディオ」が入ってました。


その昔レコード屋さんに行くとご多分に漏れず色々とプロモビデオがかかっていたりして、まあ、それを眺めるのがが楽しみの一つでもあったりするんですが、このバンドも見ましたねぇ。ビリヤードかなんかしてたかと思うと演奏シーンに切り替わってたんですが、リーゼントっぽいちょっとハンサムな人が「1977」や「ホワイト・ライオット」、「ロンドン・イズ・バーニング」とか激しく言ってました。となりのもじゃもじゃ頭(ミック・ジョーンズですな)のギターの弾き方がまた激しいのなんの、っていうかすでに弾けてないんだけど、それがミョーにかっこいい。ベースの人はまたハンサムなんだが音が良くわからない!ボコボコいっちゃってたぞ!ドラムに関してはもう覚えてねえ!あーそりゃ夢中になるはずだ。若者的には。


82年に来日してる。僕は行けなかったのでテレビで見たけど、何かショボイ音に感じたの正直。でも、実際見に行った人の話では「やっぱりすごくイイ音してたよ」って後に聴いてすごくうれしかったのを覚えてる。

シングルのジャケがね。安いね、どうも。
いや変な意味じゃなくこれでイイんだ。


アメリカで売れ始めてからどうしてもね、いってる事とやらなきゃならん事と折衷できなくなるけど、しようがない。プロだもの、やんなきゃ。ただ、ジョーはやっぱりパンクにこだわってたね最後まで。この性懲りのなさというか一途な感じがこのバンドの骨になってる。曲はミックの曲僕も好きだけどね、歌ってない時もジョーは真っすぐだったさ。自分のダメな感じに対しても、さ。ジョーは「クラッシュ」の前は「101’ers」(ワン・オー・ワナーズ)ってパブロックみたいなバンドやってて確かうちにも音源があったけど今度さがしてみよ(売ったかな?)、あ、あまり面白い曲じゃなかったです。最初5人組で始めた「クラッシュ」だったけどもう一人のギター(キース・レヴィン〜P.I.L)とドラムのテリー・チャイムズはすぐやめた(ファーストアルバムのドラムはテリー)。ので、その後ドラムにトッパー・ヒードン(この人はタイトでいいね、たたき方もかっこいいし)が入り4人組として活動してく。でも活動中はバンド内も大変だったらしい。後半仲悪そうだったしね。ドラッグの問題もあったそう。なんかバンドってのは続けてくのは至難の技ですな。いい状態ってそうそうない。だから僕は特に若いバンドは旬の時に見といた方がイイと思ってる。もし2度目があっても確実に音変わってるもんな。


ジョー曰く「バンドは絆だ」と。「あれこれいじるな」と。そーです。学習したんです。解散してからだけどねぇ...。

The Singles

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Clash

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London Calling

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「よー・まい・ぎたー・へーろー」という叫びに乗ってついでに紹介↓