キリンジ

僕が知った頃はシングル見かけなかったんで最初に「2in1」というコンパクト・アルバムを購入。最初に気に入ったのが「冬のオルカ」という曲だったのですが、「2in1」と前後して(たしか前に)メジャー1st「ペーパー・ドライヴァーズ・ミュージック」は既に出ていて、それを聴くと僕が気に入ったはずの「冬のオルカ」は新録されていた様子で少し残念に思い「やっぱ、元のテイク」と前述のCDを買いました。これも良かったですが結局「ペーパー・・・」も聴く事になりましたけど(「風を撃て」は元のテイクより新録の方が全然好き)ね。

ペイパー・ドライヴァーズ・ミュージック

ペイパー・ドライヴァーズ・ミュージック

歌詞は独特の感性が感じられるし、何よりメロディが、声がすばらしい。ちょっと小田和正思い出すけどね、声的に。歌声は甘いが曲の作りは甘くないぞ。やるな堀込兄弟。思わずにやっとするフレーズ続出&ひねらんようでいて充分ひねってある(なんじゃそら)メロディラインをうまく歌っている。ほんと、凝ってるんだけど軽いよね上がりは。しかし、よっぽど聴いてるよね色んな音楽をこの二人は。引き出しが多い。
かせきさいだぁの「SKYNUTS」に曲提供してましたよね?あれ、シングルだっけか?何かその後ありとあらゆる人に楽曲提供していますが、まぁ、さくさく出来んだろうね、曲が。才能があるってうらやましぃね!でも、そんな人たちのおかげで人生が少しうれしくなったりする。僕は音楽が好きだけれど、他の事だって一緒だ。いい景色を見るにつけ、うまい物を頂くにつけ嬉しくなる。一枚の絵や、写真、言葉や動き、空気の違いでさえ自分の気持ちを動かすに十分だ。そんな気持ちを味わいたくてCDを買ったり、本を買ったり、ほんの身近な行為だけどね、そういう日々を送る事ができること、大事だね。やっぱり。
おーし、連休だしどっかいこっかなー。やべー今月小遣いピーンチ!?へこむのも人生だ。