昔のテープ

なぜかNHK-FMサウンド・ストリートの大瀧詠一スペシャル’84(第4回ヒストリー・オブ・ナイアガラ)を発見したので、聴いてみてます。

渋谷陽一としゃべっているが、サウンド・アプローチが次々失敗していた(CMやってたあたりとか)あきらめ時期の話とか、それでポップスにアプローチするのをやめようと決めたとか、多羅尾伴内のは本当は出したくなかったとか(コロンビアの時期は年間4枚出す契約でいやいややってたらしい)。
でも「ナイヤガラ・カレンダー」は好きだと言ってたよ。
開き直りですね、一種。本当趣味を突き詰めたような物だから。
「やり残しがないように、なんでもやっちゃえ。」と。「やけくそだ。」と。
それと、笑いが入ってないといやだと。自分も含めてパロッていこうと。

屈折してるのか、一回転して素直なのか(自分に)?


間違って本当に売れなかったとしても、この人はやってたろうな。
いや、それも考えにくいか。ここまでやればついてく人がきっと居る。
なんかひさびさに大瀧の話し声を聴いた。
なつかしい気持ちが甦ってくる。