石油から抗インフルエンザ薬?

毎年冬時期はインフルエンザが心配される季節。
僕は毎年予防接種を受けていますが、やはりするとしないとでは違う気がしています。
ふつうの風邪でも、症状が悪化しない気がします。

でも、歳とってきたせいか近頃は熱すら出なくなってるぞ(笑

そんなインフルエンザは近年新種の流行を懸念されており、も・し・もまた人類史になかったような新型が流行した時の対策を含めて、抗インフルエンザ薬の備蓄が各国で行われております。

なんと、それが石油からできちゃうの??


インフルエンザの抗ウイルス薬で、新型発生時の切り札として各国が備蓄を進めるタミフルの成分を、植物原料を用いずに石油から化学合成する方法を東京大の柴崎正勝教授(薬品合成化学)らの研究グループが、25日までに開発した。
 現在タミフルは、トウシキミという木の実で中華料理に使われる「八角」の成分「シキミ酸」を原料に、10回の化学反応を経て生産されているが、柴崎教授らの方法ではシキミ酸を経由せずに作れるという。
 植物原料は気候によって収穫量が左右されやすいため、大量備蓄が必要なタミフルの化学合成による生産が可能になれば、安定供給につながる成果として期待される。
共同通信) - 2月25日11時9分更新


てな感じで。はー、素人目には意外な気もするんですが、生成されてしまえば何から出来てても構わんよな。
どうやって見つけるんだろ研究者って。関心。