Two Of Us

古い友人から電話が来る


アナログレコードの話になる


「耳に優しい」という。
確かにそういう感じはあるな。
音楽を聴く分には生演奏はともかく
録音したものを聴くなら、ちょうど良い可聴範囲が入っているのかも。


曲間のスクラッチノイズ
音が出るまでのほんの少しの間に
音楽をはみ出した「何か」を刻む。
それがお気に入りの曲への入り口だったりする。
当たり前の行為だったのに
今はすっかり遠ざかっている。


この間
この曲を、このLPをかけてみた。
LET IT BE


僕が最初に買ったビートルズだ。


娘は「レコードってまだかかるの!?」と言った。
「かかるよ」と
聴かせてあげた。

Beatles- two of us


思えばこの曲を気に入っていた事すら忘れていただろうか。
あわせて、ギターを弾いたんだった。
イントロをどうやって弾いているかは
本当にこの映画で覚えた。


ツェッペリンのときもそうだったけど
映画館に朝から晩までいて、何度も観た。
写真までとってね(笑)