この時期、北電はプルサーマル推進を宣言

震災の傷跡も癒えないが
懸命ながんばりをみせて徐々に復興に向う兆しもみえている。


しかし
原発事故の事態は増々悪化の一途をたどっている。



そもそも日本は燃料資源の少ない国で
原子力を頼りたい=頼らせたい
ことの利害が一致していた部分も、あるにはある。
実際にこの被害下でも、おいそれと発電を止めるわけにはいかない。
それは理解できる。


新たに原発をつくるとか
この期に及んでプルサーマル推進とか
ちょっと待ってくれと言いたい。
先述のとおり、原発がすぐに無くせない事はよくわかる。
しかし、福島の事態は収束していないのだ。
プルサーマル燃料も関連して、より被害が拡大している現状で
「北電は計画どおりプルサーマルを進める」と記者会見でも明言した。
なら、自ら今、福島に手伝いにいってくれと言いたい。


もっとも関東以西の電力会社も同様ではあるが
それならひとつ提案がある。


各電力会社は本社を原発設置区域に移動して
特に本社勤務者は原発から10キロ以内にすべて居住して
なにかあった際には、その場で対策にあたれるよう万全を期して欲しい。
当然社長を筆頭にだ。


これだけの事故を引き起こしても人前にすら出て来ない社長がいる
某電力会社のようではいけない。
なにしろ、働いている社員はどう思っているのか。
下請けはどう思っているのか。
その家族は。


立場の弱いものだけが危険な目に遭えばそれでいいのか?
そんなはずはないし
必ず社会的になんらかの制裁は加わるだろうが・・・


なんでこの震災は途中からマグニチュードが9を超えたのだろうか。
実際そんなことがあるのか?
想定外の天災を盾に、どこも責任をとらない理由にするつもりだったのか。
とにかく、ずっと腑に落ちない。
政府の対応も東電の釈明も。


北海道はもし放射能から無事だったなら
日本一の穀倉地帯を目指すべきだと思う。
そういう役割が回ってくると思う。