GSっておもしろいんだね。


ザ・スパイダース アルバムNo.1」ですね。みんな若い。申し訳ないですがこのファーストが出た頃は僕知りません(苦笑)。でも、子供の頃このバンドのシングルが家にあったので聴いてました「バン・バン・バン」とかね(No.1には未収です)。僕がギターを弾き始めた頃とあるギター雑誌で「私の一枚」的なコーナーにこのアルバムを挙げていた人がいまして、「どんなんだろ」と単純に興味はありましたが周りに持っている人もおらず聴く事はできなかったんですが、数年後某中古レコード屋で高値で売られているのを見て...
「ざけんな」
と思い、見る気すらしなかったのでした。が、GSにくわしい知人から色々テープを借りたりして聴いてるうちに、GSといってもたっくさんのバンドが当時あって、あまりにヘンテコなバンドから優れた楽曲を提供しているものまで様々だと気づきました。で、人気も芸も兼ね備えたこの人たち。かまやつさんの書いてる曲どれもいいね!後にもっともっと商業的に成功していくにつれ、曲もカバーが増えたり変にロック化してくのはちょっと..。
デビューアルバム全曲オリジナルって当時としては考えられない事だとおもうしね!「フリ・フリ’66」のギターソロ。かまやつさん弾いてんだけど強引でいいねぇ!「ノー・ノー・ボーイ」や「ビター・フォー・マイ・テイスト」はその後も色んな人にカバーされてますが、スチールギター最高!俺も弾いてみたい!と思わせる音色です(大野克美氏)。まあ時代性も含めこんだけちゃんとしたもんよく出しといてくれたなと感謝してます。

ザ・スパイダース アルバムNO.1(紙ジャケット仕様)

ザ・スパイダース アルバムNO.1(紙ジャケット仕様)