嫌んなった

もうだめさ だけど腐るのはやめとこう 日の目を見るかも この俺だって

僕が最初に聴いたのは「生聞59分」でのこと。たしか中学生でした。日本人でこういう唄や演奏をしている人たちがいるという事がまずショックでしたが、ボーカルの木村さんのどす黒さに参りました。ギターはコピーしようとしても何やってんだかさっぱりわからず、聞き取れても部分部分で一曲まともに弾けるようなモノは無かったと言い張れる(爆)。関西は昔のフォークシーンも変な人・すごい人たくさんいたけどなんだか独特の熟成を見せますね。楽器がうまいことに個人差はあれ地域の差は無いとは思いますが、人間の育ち方といおうか、あの関西弁も手伝ってか力強い感じがしますね。関西弁の人と話してるとイントネーションも移ります。注意が必要です(笑)。
オールナイトニッポンタモリがよくかけていたような気がします。デビュー曲の「おそうじおばちゃん」は発売1週間で放送禁止。前述の「生聞59分」のライブでもいい味出してます。いい加減な感じもね。この曲と、「パチンコ」が楽しかった。彼らの1st「憂歌団」は初期のライブでやってた曲オンパレード。どれも憂歌団の魅力が、ブルースがぎゅっと詰まった一枚です。バンドとしては最近は活動が無く、それぞれがソロでやっているようですが長く長くやっていってほしいです。僕は子供だったのでこの人は(木村さんは)酔っぱらってるからこんな唄なんだと思ってました。まぁ、当たってんのか。1stはCDになってんのかなぁ?

ちなみに89年にでた「気分」も好きなアルバムでした。良い曲いっぱい。聴いてみて。