ハートに火をつけて

    
ジム・モリソンは生きていれば今62〜3ってとこか。全くイメージ湧かんね。いつまでもデビュー当時のセクシーな姿を思い出すのは、この手のカリスマ・ロッカーの特権だ。レイ・マンザレク(Key)はたまに音楽活動の話を聞くし、写真なんか見ると現実としてその年季をやけに実感させられるが、ジムにはない。

              

僕も長くドアーズは好きですが、(zeppの時も書きましたが)実際ライブ見てるんじゃなくレコードで曲が長いのは飽きてきます(笑)。ただこのバンド・バランスと、演奏者それぞれのニュアンスが最高なので他のバンドのものよりはだいぶいいです(どんなフォローだ)。ぜひ生で見てみたかった。あり得ない話なんだけどね、日本人でもその昔絶対観に行った人がきっといるよねぇ、どんな風に思ったのかな?あのギターやキーボードのベース音、ジムの歌声を。
とりあえず1stアルバム「ハートに火をつけて」には無駄な曲が無いです。ラストの「ジ・エンド」はちと長いけど、映画「地獄の黙示録」のナパーム弾の炎上とマーチン・シーンの姿でも思い出しながら聴いてください。
ベストトラックはひとつに決められませんが僕は「ソウル・キッチン」かな...でも「ブレーク・オン・スルー」のイントロは最強だしなぁ。関係ないけどレーベルの”ELEKTRA”の文字すらかっこいいもんな。「テレビジョン」もどうしてもこのレーベルじゃなきゃって駄々こねてたしなぁ。
LPジャリジャリいうまでほんとよく聴きましたが、ドアーズを聴きながらギターを弾く時はピックは必要ないぜ。

でものちに太るけどね。ジム。あんた生きてたら音楽やってたかな?