和製CSN

漫画の方じゃありません念のため。いや、「月刊漫画ガロ」もたまには読んでました。学生の頃行っていた喫茶店にいつも置いてあったんで。当時古いのを探して読み返していて”つげ義春”を知りました。

今回の回想は3人組の「GARO」のほうです。とは言っても僕はまだ小さかったんで、兄の買ったレコードを同じ部屋で(なにかして遊びながらね)聴いていたんですが、それが彼らの1st「GARO/ガロ」でした。ギター好きの兄は仲間たちとガロのコピーをやっていたようでした。何て曲かは後で知りましたが、それが「暗い部屋」でした。CSNをコピってた関連から買ったんでしょうね。変則チューニングのギターの音を不思議に感じながら聴いていた記憶があります。大ヒットした「学生街の喫茶店」が入ってる2ndは確か買ってなかったと思う。でも、この「学生街〜」は確かB面だったよ、「美しすぎて」とカップリングだった。「美しすぎて」は村井邦彦さんの作曲でオリジナルではないけれど、きっと好きなファンは多かったと思う。後に出る「ガロライブ」にも入ってたね。すごく良い曲だけどさらっとしてるから、A・B逆にしたのは商品的には正解かと。

この人たちデビュー前は松崎しげると一緒にバンドやってたり、ミュージカル「ヘアー」に出てたり、かまやつひろしとも関係してたね(あ、曲もらってんだよな)っていうか事務所田辺エージェンシーだったか?荒井由美のバックとかもしてた。実際活動は5〜6年といったところでしょうか。トミーはオールドのギター(59年のレスポールは彼が持ち込んだのが最初とか?)のコレクターでもあり、実際とてもいいギタリストでした。今は...残念なり。