エリック・クラプトン

ちょっとセクシーな感じのジャケがいいですね。ジャケ買いする人もいる。

僕はクラプトンは”クリーム”から聴いたんですが、次に順当に「レイラ」に行って、次に買ったのはこれでした。
1975年のライブです。
正直70年代初頭からの彼の作品はそれほど好きではありません。
ドラッグの影響を抜け出すためかは知りませんが、妙にぬるいと言うか、まぁ、最近のも別の意味でぬるまったものが多かったですが、アルバム通して聴けませんでした。

このアルバム、ギターはジョージ・テリーを相棒に力の入ったブルースを中心に繰り広げられています。
クラプトンのほうが粘っこい。ジョージはもうすこしバキバキな感じでやってます。
選曲がちょうどいいと言うか、ドミノス時代のブルース・カバー曲やブラインド・フェイス時のオリジナル、ボビー・ブランド(確かヤードバーズの時もこの人の曲やってましたね。)のもやってましたか。
後にもよいライブ盤を世に送り出していますが、僕はこれがベストです。

思い出すと結構この人のギターをコピーして色々覚えた気がするなぁ。
コピーしてみた曲なんて曲数的には少ないが(バッジ、クロスロード、レイラの中の何曲か、それとこのライブ盤)
まともについて行けないまでも、特にチョーキングの感じやビブラートをよく真似てました。
それと、このアルバム1曲目の『Have You Ever Loved a Woman』でよく聴かれるあの手癖フレーズね。
すごく重宝しました。

クリームのときは悪そう。