思い出したように

その昔ペルファンとか聴いてた頃は周りは「ネオアコ」とか言わなかった。
正確に言えば別にそんなつもりで聴いてた訳ではないのだ。
買ったシングルの曲が良かった、悪かったの話であってそのバンドが後にどんな分類をされるかなんて知らないから。
ちょうど”アズティック・カメラ”がラフ・トレードからデビューした後「若いのにアコギうまいな」とか思いながら聴いてコピってたりしてた前後の時期、クレプスキュールから出てた”ペイル・ファウンテンズ”も聴いてました。
で、ペイル・ファウンテンズはシングルを買ってみたりして聴くとちょっと切ない感じがよくて、アルバムも買ったんですが、シングルとLPで同名曲でもテイクが違ったりしてすこしがっかりしたのを覚えてる(笑)。
ついでに言うとメロディーだけでなく曲調が(雰囲気が)気に入ってたんだけど、来日公演の時の演奏がどうにも稚拙で、テンポも速すぎたりでこれまた妙にがっかりした(爆)。

そんな彼らもアルバム2枚であえなく解散するのですが、当時の中心人物マイケル・ヘッドが後に結成したバンドが”シャック”です。そんな彼らの3rdアルバムH.M.S. Fable

3rd以前のも聴いてはいましたが僕はコレが気に入ってます。
ギターの音が良い事と曲がよくできているので(ありきたりですが)。
最初に気に入った曲は3曲目の「Pull Together」です。相変わらず切ない感じ全開。
彼のボーカルはゆったりした曲によく合う。
なんだか自分がすこーし若い頃に戻ったような気分になる。

HMS Fable

HMS Fable